本を読むとすぐに感化される人の読書記録

読んだ本の記録がなんとなく誰かの目に触れてほしい気がする。

夜行

おはこんにちは〜!

夜勤明け午前10 時!書き始めてみましたが書き終わるのが何時になるかよくわからないので無難な挨拶をしておきます。

さて、今回は「夜行」森見登美彦 著 です。

森見登美彦登美彦といえば、夜は短し歩けよ乙女、とか有頂天家族、みたいな「よくわからないけど不思議なことが愉快な雰囲気で次々と起こるお話」は読んだことがありましたが、

今回は、よくわからない不思議なことが起こるのは一緒、愉快な雰囲気ではなくちょっとホラー。

同じ英会話スクールに通っていた仲間たちと10 年ぶりに集まった主人公。それぞれが会っていなかった間に経験した、旅先での不思議な出来事について1人1人、語り始める。全員が道中で同じ画家の描いた「夜行」という連作絵画を目にしており、その絵は永遠に続く夜を思わせる。それぞれが10 年前、突然姿を消した「長谷川さん」に想いを馳せながら語ったあと、今度は主人公に不思議なことが起こって。。。?

 

というお話?

あらすじがよくわからないと思いますが。。、私もよくわかりませんでした。、。

とにかく不思議なことが次々起こってよくわからないのに、惹きつけられる。

最後まで読めば何が起こっていたのかわかる!という、訳ですらない。しかし最後まで読まずにいられない。

読者は置いてきぼりなんだけど、そんなこと気にしない。何がどう面白かったのかよくわからないけど面白かった。

 

で、終わりたかったんだけど、折角ブログをやってるので頑張って考察を書いてみます。

しかし、どこから手をつけようか。

解説は。。。、?ないぞ。ヒントなし。

 

本を買ったところ、森見登美彦からのメッセージつきポストカードが特典でついていました。夜行列車のような淋しさを封じ込めた小説です、とのこと。

著者は夜行列車に淋しさを感じる、ということですね。私は夜行列車に乗ったことは2回くらいしかないのですが、どういうイメージか、というと「寝ている間に移動できてラッキー♪」ですかね。

情緒などない。。。。

あ、でも、旅行帰りに使うとすると、楽しかった思い出とともに列車に乗り、眠りにつき、目覚めると旅先は既に遠く、もう家の近くまで来ている。と考えると淋しい、という感じがするでしょうか。。。ただ、夜行列車もバスも目的地に早くついてしまい、それが帰路となると、はやくおうちに帰りたい気持ちのほうが強くなるかもしれません。やはり私は情緒のない人間ですな。

 

内容に移りましょう。

具体的に、登場人物にどんな不思議なことが起こるかと言うと。

たとえば1話目。妻が突然家を出てしまい、何故か尾道にいるというので迎えにいくと妻そっくりの女性が古い家に住み込みで雑貨屋を営んでいた。ホテルマンの夫がおり、2人でこの場所で暮らしていると言う。その日はその夫の務めるホテルに泊まることとなったので、奥さんに会ったことをと伝えると、あそこは誰も住んでいない、と言う。わけがわからないがとりあえず部屋に案内されると、電話がかかってくる。日中に出会った雑貨屋の女性から、「夫から閉じ込められている、助けて欲しい」と言われ、その女性を自宅に連れて帰る。

→明記されていないが、「妻を取り戻しにいった話」と冒頭に書いていることから、妻によく似た女性は結局本当に妻だった?ということになる。

家に戻ってから妻が元に戻り、語り手について思い出したかどうかはわからない。。。。

一体どうして語り手がこう言った目にあっているのか、妻は他人のふりをしていたのか、それとも何か催眠術のようなものにかかっていたのか。。。?

謎が謎を呼びます。そのほかの話も結局なんだったのか、そしてどうなったのか、まったく説明されない。説明されているのに私が分からないだけ???

最終章を読んでも、わたしにはわかりませんでした。タイトルの夜行が本当に夜行列車から来ているのであれば、明確なゴールがあるはずなのに、いつまでもいつまでも答えには辿りつきません。

 

うーん、考察、できていませんね。

考えても考えてもわかりません。

なので、。。。。、

ほかの人のブログを覗いてこようかな。

 

この記事を読んで、ヒントをくださる読者様がもしもいれば、どしどしお待ちしております。。。💦

 

11月も今日でおわり。このあとはお仕事です。今年もあと1ヶ月ですが、頑張りましょう〜!