マリーアントワネットの日記I
ぼんじゅーる!
テンション高めのまりあです!
夏休みですからねぇ!ふふふ
さて、ちょっと時間があいてしまいましたが。なにをかくそう、四冊分ブログ記事貯めています。やばい。
今回は、さっき読み終わったばかりの
「マリーアントワネットの日記I」
吉川トリコ 著 です。
14歳のマリーアントワネットちゃんが
フランスに嫁ぐ直前から、日記を書き始める、というお話。
マリーアントワネットに次々と起こる事柄を、彼女自身が日記につけて語る、
という作品です。
14歳という若さで政略結婚のため
オーストラリアから単身フランスへ
行ったのに!
決まり事は多いしコルセットはきついし、こんなに離れてからも母からの手紙はうるさいし、
なにより夫は全然かまってくれない!
という不満たっぷりながらも
彼女らしくありながら奮闘する日々が描かれています。
1巻である今作品は、いよいよ夫の祖父である国王陛下が逝去されて、夫ルイ16世がフランス国王に、そして彼女がフランス王妃になる瞬間まで、で終わり。2巻もあるようですが、どこまで語られているのでしょうか?
気になります。
さてさて、この作品は日記、ということで14歳の女の子が日記を書いているみたいな口調で描かれている、のですが。
うーん。。。。
これは日本の女子高生の。。。
しかもオタクでは????
「や ら な い か」
「ばぶみでおぎゃりたい」
とか、作者は何を参考にしたんでしょうか?完全に気持ちの悪いオタク用語。
私もオタクだけど、ちょっと流石に
厳しいですね。
しかもわざわざ事細かに注釈で用語の説明までついている。
注釈しないと伝わらないなら、
ないほうがよかった、と思います。
せっかく面白いのに、勿体ない。
少なくとも14歳の少女らしさではないです。どうしてこんなことに。。。
私は誰かが一生懸命に書いた文章を批判はしたくないのですが、本当に勿体ないと思いました。
表現はさておき、内容について触れていきます。
この作品において、テーマとなるのはおそらく「女性の生き方」なのでしょう。
マリーアントワネット自身もオーストラリアとフランス間の仲を取り持つため、政略結婚を強いられ不満の多い日々を送っていますし、
元娼婦のデュ・バリー夫人は国民やルイ15世の娘たちの不満を一新に受けながらも、ルイ15世の愛人としてベルサイユ宮殿にしがみついています。
そんなデュ・バリー夫人について叔母様達に悪評を吹き込まれたマリーアントワネットは、叔母様とともに悪口を言い合いながら夫人を無視するなどの嫌がらせをし、ルイ15世の怒りを買うことに。
ちょうど政治的に難しい時期であったオーストラリア。
ここでフランスに味方をしてもらえなくなると苦しい!と、駐仏オーストラリア大使、メルシーがマリーアントワネットに夫人に対する態度を改めるよう諭すため、彼女に語った内容が印象的です。
「貧しい家に生まれた女に選択できる道はそう多くない。夫人ほどの美貌に生まれた場合は金持ちの情婦になるか、娼婦になるか、でなければ飢えて死ぬだけ。
彼女がルイ15世の愛人であることは自分にとって最善の道を選んだまでのこと。貧しい家に生まれたことも、ルイ15世の愛人になるだけの美貌を持って生まれたことも、罪ではない。」
そしてこれに対するマリーアントワネットの感想はというと、
「貧しい家に生まれた女だけじゃない。王族に生まれたって男に嫁ぐか、修道院にいくか、宮殿の奥に閉じこもってためたい石の女になるか。女に生まれた時点で家族も平民も関係なく選択肢は限られてくる」
というもの。
女に生まれたことで生じた生きづらさ、不自由さについて触れています。
このような彼女たちの境遇をみると、
今の私は大変恵まれているのでしょう。
教育を受けて、大学まで行って、
手に職つけて、少なくとも自分で選んだ仕事でお金を稼いでいます。
すごくありがたいことなんですよねぇ。
いつの時代も女性はいきづらい!
と主張する方々もいらっしゃるようですが、私はまあ、結婚やら出産やらイベントも経験してないし、
生きづらさを感じる機会が今までなかっただけなのかもしれませんが、。。
マリーアントワネットに比べれば
のびのびと生きられているのかもしれません。
よかったなぁと思います。
あ、ちょっも眠くてなにを書いているのかわからなくなってきました。
変だったら明日修正しよう。。、
ということで、強くたくましく生きるトワネットちゃんの日記、
続編も読むかどうか悩みまする。
今までマリーアントワネットの一生涯についてそれほど詳しく知らなかったので、どこまでが作者の作ったトワネットちゃんで、どこまでが実際起こったことなのか、よくわかりません。
しっかりした文献になるような本にも手をだそうか。。。
小説として軽く受け止めておくか。。。
本を読むと、さらに追加して読みたい本がでてきて困っちゃいますね。
そこも、読書の魅力の一部でもあるのでしょうけど。
人生はいくら時間があっても足りないですなぁ。
なんだか眠くて本当に取り止めのないことを書き始めた気がするのでこんな感じで。
また近日中に、溜まっている本の記事を書きます。、。
おやすみなさい🌙😴⭐