本を読むとすぐに感化される人の読書記録

読んだ本の記録がなんとなく誰かの目に触れてほしい気がする。

ビブリア古書堂の事件手帖2

こんばんは〜!お仕事が最近大変ですが今日はすこし羽をのばしています、まりあです。

本日は三上延 著、ビブリア古書堂の事件手帖のシリーズ2冊目です。

鎌倉にある古本屋「ビブリア古書堂」、その店主である栞子が古書とそれを売りにくる人々にまつわる謎、秘密、事件を解き明かしていくというお話です。

五浦をアシスタントに、今回も栞子さん大活躍です。

 

このシリーズのコンセプトとしては、「古書」とそれを売りにきた人にまつわる謎を解き明かしていくというものなのですが、取り上げられる古書は興味を持っても実際に手に入れるのは難しいものが多めです。

お値段は何十マン、コレクターがお金を積んで手に入れたいレアものというやつ。例えば藤子不二雄司馬遼太郎が別の名前で出版し、数冊しか残っていない本などなど。

そんな本があるんだ〜って感じですね。

実際に手に取るチャンスがなさそうなのであまり古書自体に興味はわかないかなぁ〜という印象です。

 

このシリーズは謎解きと並行して、五浦と栞子さんの関係にも注目です。

1作目は出会ったばかりだった2人ですが、今回はちょっと距離が縮まりました。

依然として栞子さんから五浦への異性としての興味はないものの、

五浦の昔の恋人がでてきたり、栞子さんの母親の秘密に触れられたりとお互いについて理解が深まりました。

特に最初は母親の話題が出ただけで話を逸らしたり、思い出したくないと言っていた栞子さんが五浦に母親への思いを語っており、グッと距離が縮まったようにも見えます。

ただ、やはり本の虫である栞子さんですから、「五浦だから」という理由で母親の話をしたとはかぎらないなと思います。まだまだ2人の関係は長い目で見たほうがいいのかなと思います。

 

このシリーズに手を出したときは気づかなかったのですが、このシリーズは完結しているようです。これはやはり一気に読んでしまえという神からのメッセージでしょうか????

まぁでも読み易くて気楽に読めるシリーズなので、ミステリとか物騒なお話とかの合間にに読む休憩本にしたらいいかなとも思います。レアものの古書に惑わされて犯罪を犯すエピソードもありますが、殺人はきっと起こらないだろうな、と思っているので笑

 

それでは今日はこのへんで。

次はなにがいいかな〜?